ペーター・バッカー

持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)
プレジデント兼CEO

ペーター・バッカーは優れたビジネスリーダーであり、2012年から持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)プレジデント兼CEOを務めています。WBCSDはCEOに率いられた世界有数の組織であり、持続可能なビジネスを行う世界的企業が230社以上参加して、温室効果ガス実質ゼロ排出でネイチャーポジティブ、かつ公正な未来のために必要なシステム変革を加速するために協働しています。WBCSDに加わる前、ペーターは運輸・郵便・物流の世界的企業であるTNT NVのCEOでした。

ペーターは先頃タイム誌によって「産業界における気候リーダートップ100」の一人に選出されました。また、クリントン世界市民賞(2009年)、持続可能性リーダーシップ賞(2010年)、国際ヴォルテール賞(2023年)も受賞しています。2018年には、持続可能性に係わる世界的課題に取り組むビジネスへの長年の貢献に対して、オレンジ・ナッソー勲章を授与されました。

ペーターはいくつかの企業の持続可能性諮問委員会に参加しており、GenZeroのディレクター、「気候変動に取り組むビジネス委員会」のコミッショナー、「エネルギー移行加速のためのハイレベル諮問グループ」のメンバーです。