クリスティアン・シュワルツェネッガー 

チューリヒ大学
学部・科学情報担当副学長

チューリヒ大学卒業後、クリスティアン・シュワルツェネッガーは1992年に博士号を取得し、その1年後にシャフハウゼン州で弁護士となる。1994年から1999年まで日本の大学2校で助教を務める。1999年からチューリヒ大学で刑法、刑事訴訟法、犯罪学の教授を務める。2010年から2014年まで法学部副学部長と学部長、2014年からチューリヒ大学副学長。

専門分野は家庭内暴力、サイバー犯罪、終末期の判断。警察の研究や犯罪防止に関する実証的研究を定期的に行う。刑法や刑事訴訟法に関する論評、書籍、記事も発表している。スイス・テレビ(SRF)の50作品以上の犯罪ドキュメンタリーに専門家として参加。最新作は「マッターホルンでの死」(SRF/BBC 2015年)。

2020年までは国際関係を主導、チューリヒ大学初の国際化戦略(2014年から2020年)を立ち上げ、同大学の国際的評価ならびに世界的知名度に大きな変化をもたらした。同戦略に盛り込まれた取り組みは様々な新しい国際的サービスを生み出し、Universitas 21への加盟などの戦略的パートナーシップやネットワーク活動につながっている。